講演会・講習会

2022年度講習会

 
UMMDrライブラリ講習会
 

非線形CAE協会主催
UMMDrライブラリ講習会

非線形CAE協会(理事長 寺田賢二郎:東北大学教授)では,CAEの実務展開を念頭に,理論や技術を学ぶ非線形CAE勉強会を開催し,40回を数えるに至っています.

この「非線形CAE勉強会」の活動に加えて,2005年からは「ゴム分科会」を立ち上げ,粘弾性・超弾性の材料モデルに関する課題に対して,より実践的に取り組む活動を進めてきました.この分科会は,2008年より「材料モデリング分科会」と改称され,金属や樹脂を含む非線形材料モデル全般をテーマとして扱うことになり,多くの参加者の協力をいただきながら,2016年度まで活動を行ってきました.現在,この活動は,そのテーマ枠をより広げる形で「解析モデリング分科会」へと引き継がれています.

このうち,材料モデリング分科会では,非線形構造解析の中で材料モデルをどのように扱うかといった基礎的な考え方を学び,その実践として,汎用コードのユーザサブルーチン機能を使って,多くの研究者により提案されてきた様々な材料モデルを利用できるように取り組んできました.その活動の成果として分科会活動の参加者の手によって開発された「UMMDr:ゴム系材料のためのユーザサブルーチンライブラリ」を2022年7月に公開いたしました.このサブルーチンライブラリを用いることで,超弾性・ダメージ・粘弾性を考慮した材料モデルを汎用コードに組込むことが可能になります.

今回「UMMDrライブラリ講習会」と題し,UMMDrの理論背景として超弾性・ダメージ・粘弾性モデルについておよび応力積分と接線係数の計算について解説し,利用方法の解説としてMarcを例に取り上げた講習会を開催したく,下記のようにご案内申し上げます.なお,超弾性体を理解するために必要な連続体力学については,「非線形有限要素法のための連続体力学講習会」として9月に開催をいたしますので,併せてご検討いただけますと幸いです.

新型コロナウイルス感染症の拡大防止と受講される皆様の安全を確保するため,オンライン形式での開催になります.これまで本講習会に関心を持たれながらも遠方で参加できなかった方もオンライン形式の開催を機に参加を検討していただけますと幸いです.

皆様のご参加をお待ちしております.

※UMMDr:Unified Material Model Driver for Rubber(ゴム系材料のためのサブルーチンライブラリ)

 

日程・場所

■オンライン(Zoomウェビナー)
  2022年10月11日(火)10:00〜17:00
■オンデマンド配信
  2022年10月12日(水)〜2022年10月21日(金)
 

定員(先着順,定員になり次第締め切らせて頂きます)

  • 100名
 

参加費用 (税込)

5,500円
 

テキスト

  • ダウンロードページへ
  • このページにアクセスするには,ユーザ名とパスワードが必要です. 講習会に参加された方は,お知らせしたユーザ名とパスワードをご用意ください. また,本講義資料の閲覧に関しては, webmaster@jancae.org 迄ご連絡ください.
 

申し込み方法

申し込みは終了しました.

 

アジェンダ

講師: 山梨大学・吉田純司,メカニカルデザイン・生出佳,井上友景

  ゴム系材料モデルの基礎理論
  応力積分・接線係数の計算方法
  UMMDrのコンセプト
  UMMDrの利用方法(Marc)

※アジェンダの詳細は,変更する場合がございますので御了解ください.

 

問い合わせ先

  • 河野文子(担当)・生出佳
  • E-mail:cae@jancae.org
  • 特定非営利活動法人非線形CAE協会 事務局