非線形CAE勉強会

第48期非線形CAE勉強会・開催案内

開催案内
 

第48期 非線形CAE勉強会
「基礎からひも解く非線形解析技術 〜汎用ソフトで使われる要素のしくみ〜」のご案内

特定非営利活動法人非線形CAE協会
第48期非線形CAE勉強会 運営委員会
委員長 瀧澤 英男

第48期非線形CAE協会勉強会開催についてご案内いたします.
目次:【開催趣旨】   【開催内容】   【開催案内配信先】

【開催趣旨】

非線形CAE協会(https://www.jancae.org/)では,実務への適用を念頭に,非線形シミュレーションに関する理論と技術を学ぶ場として,2001年から「非線形CAE勉強会」を開催しております.

本協会は設立から今年で四半世紀となりました.2001年の設立趣旨では「非線形解析の黎明期・成立期を終え,非線形が当然となる時代に入った」と記載されています.2026年の現在,非線形CAEを取り巻く状況は,さらに大きく変化し,設計者CAEという言葉に象徴されるように,日常的な設計現場でも非線形CAEが広く利用されています.以前は不安定な非線形問題を解く場合,計算の正常終了に至るまでに多くの検討や修正を必要としました.昨今は,多少不安定な問題であってもソフトウェア機能の高度化によりデフォルト設定で自動的にプログラムが判断し,解が得られるようになりました.

このような利便性は歓迎すべきことですが,実務で必要となる「解」は計算結果としての数値解ではなく,課題に対する解決策としての解です.計算機の高速化を背景にして,量をもって課題を解決することも可能になってきましたが,産業の技術的発展を持続的に支える解決方法は,その場かぎりの最適解ではなく,合理的な解釈に裏付けられたものである必要があります.

我々は,非線形CAEの結果を合理的に解釈し,課題の本質を抜本的に解決するための基盤となる知識が「基礎理論」だと考えます.未知の問題や不可解な現象に直面したとき,正しい解釈の方向を示す羅針盤として基礎理論を大事にしたいと思います.

本協会で企画する勉強会は,学会の理論セミナーでもソフトベンダーの使い方セミナーでもありません.汎用ソフトウェアの利用を前提としつつ,非線形解析の基礎理論と実践を結びつけ,理解に基づいた運用と解釈の基盤を修得することを目的とします.これまでと同様に,本趣旨を共有できる参加者とともに学びを深めてていくつもりです.

【開催内容】

第48期非線形CAE勉強会では,協会の設立趣旨に回帰し,「基礎からひも解く非線形解析技術 〜汎用ソフトで使われる要素のしくみ〜」という基礎的な内容で企画しました.

今回は,固体の非線形解析における数値解析法として広く用いられる有限要素法の基礎理論を学びます.今回の勉強会では,連続体力学,離散化のための要素定式化,汎用ソフトウェアにおける実装を個別の話題としてではなく,ひとつの連続した枠組みとして学べます.

前半日程では,本勉強会の定番となった京谷先生による連続体力学の講義となります.より理解を深められるように,手を動かして学ぶテンソル計算の演習も用意いたしました.また,数学的観点から微分方程式の解法としての有限要素法についても講義も用意しました.

後半日程では,有限要素離散化とその実践を連続日程で学びます.まず,有限要素の基礎理論,ソリッド要素の特有の注意点,および力学特性が組み込まれた構造要素の考え方について講義します.その後,主要な汎用ソフトウェアに実装されている有限要素について,ベンダーの技術者から講演をいただきます.理論と実践が結びつき,理解が日々の解析業務へ活かされるような場を目指します.

今回の勉強会は,前半日程をオンライン形式で,後半日程をハイブリッド形式で開催いたします.勉強会では疑問を持つ姿勢を大事にしたいと考えます.講義の合間にQ&Aの時間を取りますので,些細なことでも遠慮せずにご質問いただき,積極的なディスカッションにご参加ください.また,ぜひ対面でご参加いただき,講師と直接対話する機会を通じて理解を深めていただければと思います.後半日程では講師,運営委員および参加者同士の交流の機会として懇親会を企画いたします.より理解を深め,ともに学ぶ仲間との交流の場としていただけますと幸いです.

本勉強会を,非線形CAEが対象とする広大な世界へ踏み出す機会として活用いただくことを期待しています.経験者,初心者にかかわらず,CAEに携わる技術者・研究者の皆様のご参加をお待ちしております.

【開催案内配信先】

■CAEを新たに担当することになった技術者へ
CAEを業務として新たに担当する場合,部署で培われた様々な手順やノウハウがあると思います.CAEを業務で有効に使っていくためには,これまで蓄積されてきた知見の背景を理解し,さらに理解を自らの解釈力として身につけていくことが大切です.本勉強会は初学者にとっては簡単な内容ではないかも知れませんが,基礎から手順を追って勉強できます.適切な方向へスタートを切る機会としてください.

■非線形解析の分野で一流の解析技術者を目指す方へ
非線形CAEのソフトウェアのほとんどは海外製です.完成度の高いソフトウェアが利用できる環境を享受しつつも,海外メーカとの開発競争に臨むためには,個々の技術者の能力の向上は不可欠です.本勉強会では自己研鑽を目的として,個人負担で申し込まれる方向けの参加費を設定しています.ぜひ対面で参加していただき,講師や運営委員との交流を深めていただければと思います.

■自部署のCAE技術者育成に関心のある管理職の方へ
非線形問題の解析技術者が必要とする基礎理論の修得の機会を,単体の企業や部署で設定することは容易ではありません.本勉強会を学びと気づきの場として活用していただければと思います.どの分野でも同様ですが,基礎理論を身につけても,業務の成果に反映されるまでには相応の時間を要します.本勉強会では,受講者が自ら学ぶための気づきにつながるような企画を心掛けていますので,まずは,早い段階での受講を若手技術者に促していただければ幸いです.

 

日程

<基礎勉強会>

オンライン(Zoomウェビナー)
  2026年 5月18日(月) 9:30〜17:00
オンデマンド配信
  2026年 5月19日(火)〜 5月28日(木)

 

<勉強会本会>

オンライン(Zoomウェビナー)
  第1日目: 2026年 5月23日(土) 9:30〜17:00
  第2日目: 2026年 5月30日(土) 9:30〜17:00
ハイブリッド(Zoomウェビナー・オンサイト)
  第3日目: 2026年 6月20日(土)10:00〜17:00
  第4日目: 2026年 6月21日(日) 9:30〜16:10
オンデマンド配信(一部講義)
  第1日目: 2026年 5月24日(日)〜 6月 2日(火)
  第2日目: 2026年 5月31日(日)〜 6月 9日(火)
  第3・4日目: 2026年 6月22日(月)〜 7月 1日(水)
 

場所

<勉強会本会 3・4日目オンサイト会場>
 中央大学後楽園キャンパス 2号館2階2221教室
  (〒112-8551 東京都文京区春日1-13-27)

交通: ○丸ノ内線・南北線「後楽園駅」徒歩5分
○都営三田線・大江戸線「春日駅」徒歩6分
○JR中央・総武線「水道橋駅」徒歩12分
○JR中央・総武線「飯田橋駅」徒歩17分
 

定員

(先着順,定員あるいは申込期限になり次第締め切らせて頂きます)

○ 基礎勉強会 :200名
○ 勉強会本会(オンライン) :250名
○ 勉強会本会(オンサイト:3・4日目) :80名
 

参加費用(非課税額)

○ 基礎勉強会 :5,500円(下記の本会とは別途です.)
○ 勉強会本会
 ・Aコース(4日間全日参加)(一般参加) :33,000円
 ・Bコース(前半2日間参加) :22,000円
 ・Cコース(後半2日間参加) :22,000円
○Aコース(4日間全日参加)のみ,下記参加者には割引をいたします.
  参加費用を個人で負担される方.
  ただし,個人名での振込に限ります.
  また協会から領収書の発行はいたしません.
 ・Aコース(個人参加) :24,200円
○ 懇親会 : 4,000円 (第3日目,6月20日(土)講義終了後オンサイト開催予定

※詳細は,下記の申し込みのホームページを御覧下さい.

 

参加申込

<申込期限>  
  基礎勉強会:2026年 5月15日(金)10:00締切
  勉強会本会前半日程:2026年 5月21日(木)10:00締切
  勉強会本会後半日程:2026年 6月18日(木)10:00締切

本ウェビナーおよびオンデマンド配信の録画・録音等,ならびにお申込者様以外の方のご聴講は禁止いたします.
同意いただける方は,こちらのページからお申込みください

 

内容等の技術的な問い合わせ先

 

参加受付等の事務に関する問い合わせ先

  • 河野文子(担当)・生出佳
  • E-mail:cae@jancae.org
  • 特定非営利活動法人非線形CAE協会事務局