非線形CAE勉強会

第28期非線形CAE勉強会・シラバス

 

「CAEのカスタマイズ 〜精度・効率・運用の差別化〜」

基礎勉強会(2015/11/17,10:00〜16:45)

0-1 固体の線形解析
〔瀧澤英男(日本工業大学)〕

「線形」という見通しのよい問題に限定することで,固体の有限要素解析を構成する「基本的な考え方」や「数値解析のための道具」について解説する.講義はまず,応力やひずみの考え方から解説し,指導原理となる仮想仕事の原理式とポテンシャルエネルギ最小化を説明する.次いで形状関数や数値積分といった有限要素解析のための道具について述べた後,簡単な有限要素モデル(1次元2要素3節点モデル)を示し,理解を2次元,3次元へ拡張する.最後に固体力学と他の物理現象との類似点や差異について解説する. (テキストサンプル

  1. 応力と力のつりあい
  2. ひずみと変位
  3. 仮想仕事の原理とポテンシャルエネルギ最小化
  4. 形状関数と数値積分
  5. 有限要素解析の流れ
  6. 物理現象のアナロジー